新・画像処理ワークフローが整ったお話

今日は、コロナワクチン接種の後で、寝込む予定だったのですが・・・
今の処、元気なので、依頼を頂いているサイトのページ更新と、自分の処も片づけさせて頂いておりますー🙇

さて、お題ですが・・・

しばらく前に、「カリカリ」の処理について書かせて頂きました。
そこから、暇な時間・プライベート時間の全てに近いくらいの時間を注ぎ、やっと、満足かなー？という仕上がりになりました。

早速、360度写真の切り出しで比較

これは、最終試作の比較で加工を行った写真なので、色合いとか微調整とかの試験もあったので、ほんのりと色味が違います。
左：ビフォー
右：アフター

ぱっと、見て頂いた通り、右の写真の方がラインがくっきりと出ています。

なんで、コレが必要なの？

やっぱり綺麗に見える方がいいじゃないですかー

大改修を終えた今となっては、左の写真は、少し締まりがない感じに感じてしまいますね。
何処かで書かせて頂いたかもしれませんが、全天球型360度写真・フラットワイドなパノラマ写真では、「なるだけ、全体をぼかさないで撮る」ということが重要です。

一般のスチール写真なら、もちろん、パンフォーカスと言いましてー
風景など全体を収める撮り方がありますが、（基本的には、）そのまま、それが、全天球型360度写真には必要になって来るんですね。

もちろん、最初から超高解像度で撮るという方法もありますが、お客様のところで、それなりにスケジュールを詰めて、時間内に終わらせるというのもプロのお仕事なわけですね。
となると、ある程度の解像度で、ある程度の写真を撮って、後は、編集と加工の技術で何とかしないとダメなことも割とあります😊

ちなみに、高解像度になるほど、編集や加工に時間がかかることはもちろん、失敗のリスクも高くなります。この失敗のリスクが嫌なんですねー。
（眼がいい人に見られた時、ミスっているやんーとかあると恥ずかしい）

つまり、「なるだけ、失敗にならない操作で」「なるだけ、早く撮り終えて」｜「なるだけ、速く編集処理できて」「なるだけ、綺麗に」「なるだけ、イメージ通りに」「なるだけ、手を抜かず」、最後まで真っ当できるといのが撮影編集で大切な要素だと僕は思っています。

こういう点に合わせて、更に、「パリッと感」を出せれば素敵じゃないですかー

元々、ある程度は、高解像度なのですがカメラあるあるの「パンフォーカス」というのは、ピントが合っている風に見えることなんですよね。確か。
つまり、微細な処では、全てにピントが合い切っていない！ということなんです。
多少のボヤケを取り切ることが必要な訳ですが・・・
やり方は分かれど、手間がかかると仕事にならないということで、設定値などを細かく試して、確認を続けて、よしっ！これで、これからはリリースしよう！という経緯になりました。

☆気づいて頂けるのは、極一部の方になると思うのですが、いろいろと試作を行い比較をすると明らかに違いが出ますねー