shopifyにも時代を感じてしまったお話

つぶやき

(前置き)
海外では、ヨハネス・フェルメールの「真珠の耳飾りの少女」が超高精細写真と、3D(一部かな?)で読み込まれて、一部で話題になっているのは小ネタです。
3Dスキャナのメーカー(多分、スタートアップ企業)と、VRを組める人などが一緒になって制作しWebで公開されています。
使っているツールは同じですがヨーロッパ勢とは開発力が違い過ぎる~
なぜ、ヨーロッパ圏の方は、VR/フォトツアーに強いのでしょうね・・・
多分、残すべきモノが多く、それをデジタルに残すことに理解が深い方が多いのでしょう。
ルーブルのバーチャルツアーの公開も早い時期からですし、
モナリザも3Dではありませんが、高精細で、これまた、当社も使っているツールで残されていた古い記憶があります。
ちなみに、当社が使っているツールは、VR/フォトツアーの「専用」ツールではありません。
何億画素になろうが(上限はあるかな?)、スムーズにWebで画像表示が行えるというのが本当の売りです。

さて、お題。。。

通信販売と言えばー
思い浮かぶのは「楽天」さんであったり、「アマゾン」だったりすると思います。
いわゆる、「ネットショッピングの”モール”」ですね。
安いか、高いか?ちゃんとしてるのか、そうではないのか?
商品をぐぐると一覧で表示されますね。

“モール”だと本来なら高く売ろうと思っていた商品が安く出品されていたり、出品しても、売れたら追従されて価格で・・・とか、むずかしいところもあると思います。

そんな中で、自社で通販サイトを提供するところも多いですね。
そして、通販サイトの仕組みを借りる。

今回のネタは、shopifyさん。

聞いたことある方も、既に使っている方もいると思います。
全く聞いたことがない方も、まだまだ、多いと思います。
結構、有力なサービスみたいですね!
ホームページを作っている会社の方から、有料でもいいから何が一番いいの?って聞かれたら、やっぱりshopifyと。

そのshopifyさんで、商品を自社のサービスで3Dモデルを作る~表示できるサービスがはじまったようです。
LINK

前から、3Dモデルを表示させる機能は持っていたようですが、どうやら、お客様でできるというのが売りのようです。
ちゃんと作れるのかなー❓っという気持ちもあったりしますが時代を感じますね。

Appleさんは、Object Capture – 拡張現実 をリリースはじめています。
これは、Mac買ったり・iPhone買ったりすると便利なサービスが付随されて来る!っというものではなくて、車でいうと”エンジン”部分です。
その”エンジン部分”を使って、アプリを作る会社さんが3Dモデルを作るアプリを提供しています。
コレ、使ったことがありますが、かなり強烈です💦

もともと、当社では評価で3Dスキャナや、フォトグラメトリで3D化するβテストをしているのですが、凄く簡単かつ、綺麗に仕上げてくれます。
流石に、3Dスキャナのような凹凸でmmとかの読み取りは難しいようですが、ざっくりと綺麗に残すには十分だと感じました。
例えば、工業製品でスケールの小さいネジみたいなものは無理です。
ただ、お茶碗やコーヒーカップクラスになると「え?普通に使えるんじゃね?」というレベルです。

さてさて・・・
上にも書いた”ちゃんと作れるのかなー?”です。
3Dスキャナでも、フォトグラメトリでも、Object Capture(まぁ、フォトグラメトリに極めて近い気がする)でも、真っ黒・真っ白・透明・ツルツルは期待した以下の仕上がりです。
特に、ツルツルと透明は、高額な小物に商品に多い素材だと思います。
時計・宝石・車が浮かびました。

割と簡単に出来上がるのは、焼き物や食品類かなと。
陶芸品・フルーツ・絵画・彫刻が浮かびました。

3Dで手間暇をかけて(或いは、それなりの料金を支払って)でも利益が上がり易いのは、上段の高額商品でしょう。
下段のもので高い商品は、1点モノが多いので、高くても利益が上がり難いかもしれませんね。

ただ、shopifyさんで、バンバンと3Dモデルを見かけることが増えたら、普通のお店でも欲しくなって来ることは間違いないかなーと思います。
(既に、Twitterでは相当に3Dの動画を見せる方が増えたみたいですね😊)

3D Model。
ホント、凄いと思いますよ。
問題は、「綺麗にしよう!」と思うと、すっごい沼が待ち受けています。
ただ、数年後~十数年後には、少々、情報が欠損した3Dモデルでも、サービスに突っ込んだら成形してくれるAIも登場しそうですね。

そうなると、高級品も、パンパンと3Dモデル!という時代が来ると思います。

専門業者じゃないので知りませんが、多分、今、綺麗にしようという業者さんで最低15万円くらいじゃないのかな~?
そして、Object Captureで、やばいなーと冷や汗かいているかもしれません。

それにしても、本当に、食べ物系はテロというほど、情報欠損があっても、いい感じで仕上がります!
メニューとかで、動かせる3D Objectを見たら「おぉぉぉ~!」になると思う。
「現場じゃないとできない作業」なので、こっちをやってみたいなーと思っています。
(撮影のお出掛け大好き)

ただ、触って貰わないと分からない。
触って貰わないと、普通の写真の方が綺麗。
VR/フォトツアーと同じで「インターラクティヴ」なのが悩みどころですね・・・

今日もありがとうございます。

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