今年の初夏からCGで空間を作り、VRゴーグルで見るという試作を繰り返しています
3Dの空間や、3Dのモデルは、Blenderという無料ながらも多機能なソフトウェアで作ることができます
ただ、最初は意味が不明なほど扱い難いです
本当は、マニュアルなどをガッツリと読むべきかもしれないのですが、VRゴーグルを持って3Dをガンガン使おうという方も周りにいなく、お仕事としてお声もかからないので勘を鍛えるために、”とりあえず、触ってみる”ということを優先しています
VRゴーグル視聴の試作①
四角空間を作って、VRゴーグルでちゃんと見えることが目標でした
日本人だったら「和室」ですね
シンプルに素材を組み合わせた感じで作ってみました
平面だけでは面白くないので、高い処から飛び降りる感じができるのか?も作ってみました
まず、和室ですがリアル感がないアニメ的な感じなのですが、逆に、これがいい感じになった気がします
リアル感を求めるのは大切なことですが、コストが上がり、データ容量が大きくなると、だんだんと使えない感じになって来るかもしれません
立って見ると「ちょっと違う?」とか思うのですが、寝転んで見ると「はぁー、何だかいいなー」という感じになりました
何も置かれていない綺麗な部屋に、ゴロンとしている感じで、脳みそが騙されている気がします
この制作で、意外に、(畳や扉などの)サイズを設定しておくことがポイントだということに気付きました
サイズ感が大切だということが分かったので、作った部屋の遥か下方に地面を作ってからの落下(ダイブ)を試作してみました
簡単なようですが、課題は多いですねー
まず、平面がある地面だけの表示のとき、全く落ちている見え方になりませんでした
横に、落下を感じさせるモノを置くと、落ちている見え方にはなりますが、地面に近いところにいろいろなモノを置いた方が良さそうです・・・
偶然に良かった点は、自由落下速度に近い感じで時間が経過した点です
誰も体験できないような見え方が実は、本当に近い感じということですね
前に、VRゲームをしてみたことがあるのですが、エンタメのゲームでは落下速度を速めに設定しているのかもしれません・・・
VRゴーグル視聴の試作②
高さ・幅・長さ的な3Dの見え方が分かったので、次は、視覚や聴覚を刺激できる表現を試作してみます
しばらく前に、打楽器のドラムを叩いてストレス解消!とかいうVRゲームが出たみたいですね
ゲームじゃありませんが、面白そうなので、基本の基だけ試作してみました
合わせて、酷暑は超えたところで、花火を見たいけど行けないっという方も多いと思いましたので、これは、楽しめるかも?と、基本の基だけ試作してみました
まず、ドラムですが配置や楽器の音が分かっていません・・・
音の強弱も普通の制作では難しくなると思いました
流石に、ゲームや練習というレベルをサクッと作れるわけはないですねー
ただ、これも、アレコレ要素は詰め込まずに、ドラムを叩いた音を楽しむだけなら面白いと感じました
実際、どんなに小さなドラムを置いたとしても場所をとりますからねー
単純に、VRゴーグルからBGMを流して、その音楽に合わせて叩くなら鈴でもドラムでも太鼓でも楽しめる気がします
そして、花火
課題も見つかりましたが、これは案外いいですね
花火自体をCGで作る方が見え方としては綺麗になるのかな?とか思います
リアルな動画を使った試作では、花火の見え方は悪いのですが、こっちの方が雰囲気が出るかも?と思いました
どこで・どう使えるのか?
僕的には、近未来を半分かじった気がしました
思ったことは、案外、3DのVRにリアル感を追求する要素は少ないということでしょうか
企業の研修や講習にVRゴーグルの活用がはじまっているようですが「確かになー」と思いました
(360度動画で撮った動画を流しているだけようなサービスもあるようですが・・・)
実際に、部屋を歩くとか、そこにあるモノのボタン(今回はドラム)が押せるとか、めちゃくちゃ分かり易いじゃないですかー
当面、いろいろとできること・できないことを考えて行く価値があると思いました
VRゴーグルやVRが嫌いな方からすると、「触覚(感覚)がない」「匂いがない」「味がない」「etc」と、まだまだ先になるようなことを課題に出されるかもしれません
僕も同一意見に近かったのですが、実際に、作って・見て・触ってみると、「馬鹿と鋏は使いよう」➔「VRと利便性は使いよう」だと思いました
もし、このBlogを読まれている方に、こんな感じのVRなら「ここで、こんな風に使えるのでは?」っとアイデアがありましたら教えて頂けると嬉しいです!
今日もブログにお越し頂きありがとうございます
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