パノラマツアー(VRツアー)の制作依頼を頂くときに、『これって、ちょっと編集した方がいいかな?』っというメディアで支給頂くことがあります。
バリバリに動画を編集することはありませんが、少し色やカット、音声やBGMを整えた方がいいので、Adobeのサブスクは支払う気がありませんが、それなりの機能で使えるDavinciは最強です。
普通の動画編集の方が使わないような機能を使うことが割と多いかな?とか思います。
ことはじめ・・・
今回のVRツアー(フルCG 3DVR-シンプルなものです-)の制作依頼を頂いたのですが、支給を頂いた動画がBGMと説明の音量が一緒くらいという代物・・・
一部の説明では、BGMの方が音量が大きい。
どう考えてもプロが制作した動画では無さそうです。。。
お客様の若いご担当者の方が制作された動画の支給なのかしら・・・?
編集や制作が多いので、何をするにも、もっぱら、パソコン派なのですが、音声調整とかカット調整とか、スマホで作業を行うには、スマホ編集で使われているテクニックを活用しないと、良い感じにならないのでしょうね。
スマホの動画編集は簡単にできますが、きちんと見せるようにするには、細かい作業ができないのでパソコン編集より難しいとも言えますね。
さて・・・
そのまま、納品しても大丈夫なんですが、VRツアーのプロとして恰好悪いことは避けたいです。
そういえば、Davinciで「音声分離」とかできたよなーっと思い出した分けです。
その名も「Voice Isolation」
ん---
余りに久し振りに使う機能なので、”音声分離”でググります。
何やら、今のバージョンではメイン画面の中にボタンがあるみたいです。
VRツアーの制作がお仕事なので、サクッとできる範囲でいいんですよー
ただ、今回の動画はキツイです。
BGMと音声の音量がほぼ同じ。
さらに、一部のカットでは音声の方が遥かに小さい音量です
(まぁ、時間かかるとか面倒なら、そのまま納品ということで・・・)
いわゆる、ダメ元ですが、Voice IsolationをONにしてみます。
以前のバージョンなら、恐らく、使い物にならない分離になると思います。
結果ですが・・・
『アンビリバボー』でした。
いや、普通に、ちょっと編集するプロ以下・素人以上の痒いところを抑えています。
BGMの音量が急激に上がる0.2秒ほどは、振れますが音声としては許容範囲です。
全体的に、軽いボイチェンや揺れがあります。
この辺は、無理矢理、音声を切り離しているので仕方がないところです。
ボタンをONにするだけですよー
BGMと音声の「どっちが主役か分からない!でうるさい!」という印象がグッと減った仕上がりになりました。
VRツアー・パノラマツアーの「品質に合うコンテンツ」は意外に重要
今回のVRツアーは、あまり見かけることがない面白い表現にしています。
リアル感の追求は無しで、未来感・メタバ感を意識したCGなので、否が応でも品質というか、見栄えは綺麗になってしまいます。
綺麗な感じでまとめているツアーなら、、表示されるコンテンツも、やっぱりいい感じのものをお勧めします!
これは、ホームページでも同じですし、SNSでも同じですね。
全体のデザインや作りが良い感じなのに、質が悪いたった1枚の写真や動画で意識が現実に戻ってしまうとか、ちょっと哀しくなるかもです。
宣伝広告に良い感じになっているのに、そこで、冷めてしまうかもです。
ぜひ、素敵なパノラマツアーやVRツアーを制作されるなら、その中に表示される写真や動画も素敵なものにしてください!
今日もブログにお越し頂き、ありがとうございます。
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