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360°VRの仕様で行き詰っていたのを解決できたお話

パノラマVR/バーチャルツアー

360°バーチャルツアー(パソコン、スマホ視聴が主)やVRツアー(VRゴーグルやスマホ+VRメガネが主)を制作するのですが、利用しているツール側の仕様が変わることがあります。
1年か2年ほど前だと思われるのですが、360°バーチャルツアーで設定をする移動の矢印(ホットスポットなどと言います)とVRゴーグルで下を向いた時に表示されるシーンのボタン(これもホットスポットなどと言います)の挙動が変わっているのに気が付いていました。

ただ、ちょっとコードを確認した限り改修方法は分かりませんでした。
仕様と言えば仕様・指摘する人が指摘するならバグっぽいかもという挙動です。

制作依頼を頂いているものがありまして、これが、360°バーチャルツアーとVRツアーの両方に対応させる必要がありましたので、あわよくば、コレでしっかりと改善できれば!っと思いながら作業を進めていました。

すると、ふとしたことをきっかけに、無事・・・
挙動が収まりまして、嬉しいです。

と同時に、コードを修正することができれば、いろいろできてしまうんだなぁ~っと。

発端:標準のシーン移動の挙動が変だ!

前提として、全て設定のお話なのですが、スタンダードなコードがいくつかあります。
そのコードを触って、独自の動きを持たせたりすることができるわけです。
2018年頃から、良い感じの動きの微調整を進めて、今は、ほぼ固定です。

これが、パソコンやスマートフォンで見るだけなら問題ないんですよね。
また、代表的なセッティングを変えることで、VRゴーグルでの表示も問題ありません。

ただ・・・

最初からある(組み込まれている)、下を向いた時に出てくるシーンの移動ボタンで、次のシーンや前のシーンに移動すると・・・
あらぬ方向を向いてしまいます💧

いろいろとセッティングを変えても変わりません。
何なら、デモで試してみても挙動が変です。。。

対策:視点を切って、再び戻す(荒業?)

かれこれ、この問題。
間や時間を置きながら、1年以上は悩んでいるものです。

一つ、思いついたので、それを試してみます。
まずは、セッティングを変えてVRゴーグルの下ボタンで挙動を正しくします。
すると、今度は、自分で作った方の矢印の挙動が変になります。

そこで、自分が作った矢印の方のコードに、VRゴーグルのセッティングを外します。
そして、シーンの切り替えが終わった時点でVRゴーグルのセッティングを設定してあげます。

駄目だろうな~と思いテストをしてみると、何と、きちんと動いている!

そのまま、制作中のコードに反映させて最新版が完成です!

おまけ:これで、表示が怖くない!

ツール側の説明ページなどでも話題に上がったことはあるようなのですが、明確な回答が出ていない状態みたいでした。
ツールを作っている人の立場的には、「それくらい自分で書いて修正してよ」という感じでしょうか・・・💧
いや、気づけば簡単なのですが気づくまで時間かかりますよー
(しかも、毎回💧)

これで、一つ、強くなった。

幸い360°バーチャルツアーとVRツアーの両方でがっつりと併用したい!という指定は少ないです。
がっつり併用の際は、手間暇かかり制作費用が上がりますが、それ用に作っていました。
これからは、割と、サクッと仕上がりそうです。
しかも、がっつり併用の制作以外の軽い併用(VRゴーグルで見えたらOK的な・・・)でも、変な挙動がでないというのはうれしい限りです!

分かり易い言葉で書くと、ジャイロとか視点を保持する機能とかをカリカリと調整しただけです😊
コードを触って、いろいろと調整をかけることができたり、新しい表現を作れたりと素晴らしいですね。

ちなみに・・・
ChatGPTさんとかGeminiiさんにコードを聞いても、8割くらいかなー?はOKかも?なのですが、残りの2割で動かない感じかな。

今日もありがとうございます。

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