360°View(パノラマツアー)の中には、様々な情報を入れる(加える)ことができます。
「写真とかが、ポンッ(ポップアップ)て出るやつですよねー」というのは、どちらかというと、パソコンやスマートフォン向けの機能です。
その他にも、〝パノラマ写真の中に張り付けるように〟表示をさせることができます。
(どちらかと言うと、VR表示の仕様に近づきます)
この張り付けるような表示では、「一部分の色を変えたり」「一部分に違うパーツを表示させたり(パーツの有無)」「一部分に動画を埋め込んだり」など、さまざまな《わっ!どうなってるの!?》という表現を行うことができますね。
今回は、前から欲しかったけど・・・
いい方法が無かったという❝パノラマ写真の中に、動く線を引く❞ことが解決しましたので書いてみます。
パノラマ写真の中に線(ライン)を書くのは簡単
実は、線が伸びるアニメーション効果が不要なら、線を引くのも線の中を埋めるのも割と簡単です。
よく制作させて頂く例では、敷地のエリア指定があります。
駐車場や建屋の案内表示が多いですね。
特に、ドローンを使って上空から撮影させて頂いた360°写真で領域(エリア)を案内するには、これ以上の分かり易い見せ方はないのではないでしょうか?
おっと!
パノラマ写真の画像を編集して直接、描くのではないですよ。
制作ツールを用いて、パノラマ写真の上に重ねるような感じで書いて行きます。
パノラマ写真の画像に書いてしまうと修正が入った時とか、一からやり直しです。
制作の最初の方は、お客様から修正点が意外なところも多々あるので、画像の中に描いていると手間暇が大変になって来ると思います。
(機密情報のボカシや塗りつぶし以外、ツールの機能で賄えます)
ツール側の機能で、そのラインの太さや、塗りつぶしや、濃度を変えること・色を変えることができるので、じっくり見て頂ける方向けに固定された場所を目立たせたいだけなら十分です。
AからBへ・・・の表現ができないのが難点でした
分かり易く書くと、A駅からZ店までの道のりのことです。
上述の通り、A駅からZ店まで線を引くことはできます。
目立つ色で表示をさせておけば、道のりは分かると思います。
ただ、目立つ色や動きしていないと眼が行きにくいという最大の問題があります。
なぜ、これが大切に感じるかといえば・・・
- まずは、興味の拡大です
いわゆるVR系のサービスの最初の最初は、興味・共感で惹きつけるサービスですが、もっと惹きつけることができる・分かり易くできる表現は無限に欲しい。 - 動く方が深層心理に残り易い
お気に入りの写真なら全体をもやっと思い出すことはできるのですが、自分が気になった点(領域?ポイント?)は、よりハッキリと思い出すことができるでしょう。
では、お気に入りではない写真はどうでしょうか?多分、何となく以下で思い出す感じでしょう。
例えば、写真の一部分だけが動いていると、その部分だけは思い出し易くなるはずです。
動画や映画、CMも同じで、視聴者が気になった部分が記憶に残る=もう一回見よう・もう一回見たいという感じではないかと思います。 - 表現できることが広がった・・・
いろいろと書かせて頂いていますが、360°View(パノラマツアー)の表示に、いろいろと使えそうです。これは、実際に制作している人じゃないと分かり難いことですねー。楽しめそうです。
例えば、Z店に対して興味がない人なら、駅からの道が分かり難いだけで行かないでしょう。
360°Viewツアーをご利用頂いて、分かり易くしたつもりでも、やっぱり、動いていないと眼が行かないとか・面白くないとかあるでしょう・・・
曲線も表現できないので、ちょっと困っていた
これは、こだわりの部分ですね。
直線で何か所も点を打って結ぶと、困ることはありません。
特に、大きなエリアの場合は気にならないでしょう。
テーブルの上に、アリが歩いていると気になりますが、家の庭にアリが歩いていても気にならないのと同じです。
幸い制作で問題になったことはありませんが、小さなエリアで曲線を線で表現したいとき、
デザインに拘る方だったら、ちょっと嫌かもしれません。
(もし、こだわりの曲線が欲しい指定を頂いたら、手間暇がかかる、他の方法で対応するしかありませんでした)
360°View(パノラマツアー)のアニメーションで伸びるライン(の動画)
伸びるラインは、テストなので直線です。
この機能では、急な曲線・緩やかな曲線もアニメーションで描くことができます。
昨深夜、評価が終わったところで、細かい部分をテストして行く必要はあります。
多分、Web系?のコード?が得意な方なら、更に、いろいろな表現を作ることもできると思います。
ツールで描く直線より手間暇はかかりますが、技術面ではシンプルな組み合わせです。
アニメーションで伸びるラインで表現できるなら、360°View(パノラマツアー/バーチャルツアー)で道案内や施設案内をしたら、お客様が迷わないかも!?
未来チックでエレガントなので、360°View(パノラマツアー/バーチャルツアー)のこういうところに加えて欲しいかも!?
など、気になりましたら、お気軽にお問合せください。
今日もブログにお越しいただきありがとうございます。
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