先日、360度バーチャルツアーやVRゴーグルツアーに使う画像(映像)として、生成AIで作ったものは、使えないなー・・・という感じの記事を書きました。
はい。
筆者は日頃、ビジネス用途向けに制作を行っているのですが、確かに、このレベルで生成AIの静止画や動画は、現状、使えないものであることは事実です。
とは言え・・・
いつ、どのタイミングで天才的な発想を持った人がネットで情報を発信しているか分からない。
どこかで呟かれていた内容で使えたら楽しいかな?ということをピックアップして、興味が惹かれるものであれば、ちょっと試してみる・・・ということはよくあります。
(新しい技術は待っていても来ませんから~)
Xだったか、Noteだったか、と記憶しているのですがー
生成AIで360度動画を出力できる命令(プロンプト)をコピーしていたので、それで試してみようと思います。
まず、Gemini Veoを使い360度動画を吐いて貰った
プロンプトをコピペして投げるだけなので・・・
よく分からないのは、先行者様は左右を回すような動画をアップされていたのですが、3回ほど同じプロンプトを投げたのですが、生成される動画はスフィア式ではありません💧
1280x720PIXの・・・コレ、HDとかいう解像度ですねー
(ちなみに、スフィア型なら 1280x640PIXなどになります)
ただ、何となく、カタチとしては360度風になっています。
う~~~ん、真っ当には使えないけど・・・
ここで諦めると、面白い未来がなくなっちゃうかもしれないので、その動画をダウンロードして次に進みます・・・
いつものツール(360度バーチャルツアーやVRゴーグル用の)で開く
ちょっとだけ手間暇はかかりますが、慣れたら簡単😊
(慣れるまでは、ほぼ毎回、専門用語と英語という意味不明なワードとの格闘です💧)
いくつかのコードをパタパタと表示用に修正して、まずは、パソコンで開いてみます!
『おっ!?結構、イケるんじゃね!!!』が第一印象。
利用しているパソコンが型は古いけどゲーミングPCという部分もあるような気がします。
1280とは思えないような・・・
360度パノラマなので、モニターに表示されている視野角が仮に90度切り取りとしたら、1280/4=320PIXのレベルかもしれません。
(もう少しあるかな?的な感じです)
それでも、意外なほど、綺麗に表示されたので・・・
“生成AIやばっ!”という感じです。
ただし、あくまで360度風味でござった💧
水平・上下角が0度(真正面を水平に見る感じ)ですと、良い感じなのですが・・・
やはり、360度映像はAIには難しいようで、かなり湾曲(歪)していますね・・・
また、例えば、真後ろ(フラットな状態で見たときの右端と左端がくっつく接合点)は、惜しい状態でした。
凄くよくなったような気はしますが、切れてしまっています。。。
ホント、惜しいです。
湾曲(歪)は学習が難しいと思うので仕方ないとして、360度を生成する基本的な部分なので、ここが、フィットするような状態になると、やばいのが出て来るかもしれません。
総合的には、60点くらいをあげたいです!
お仕事で使うには無理ですが、子供を対象としたときやイベント向けには使えると思いました。
多分、視聴した方の半分少しは満足される感じかなーっと?
まー、現時点では、歪があっても気にしない方も多く、クルクル回せるところで楽しむ方も多いので、使えないこともないのかな-という感じです。
さー、いよいよ、やりたいこと:VRゴーグルで見る!
「あ・・・、そっか・・・」と最初に思ったことは、当たり前のことですが「距離感」や「視点」が・・・。
360度パノラマというのは、ある程度、離れていないと変な感じに投影されるのですよね-
距離を保てないと、やたらと短足に見えたり・・・とかあります。
(壁などは割と違和感ない感じがするのですがね・・・)
あと、撮影するときの目線(レンズ中央部の高さ)がVRゴーグルで見たときのレンズの中央位置になると思って頂ければ。
この辺もプロンプトに入れる場合には、どうなるのか?は分かりませんが、とりあえず、現状、生成されるものでは難しい気がします。
残念度は、360度パノラマの真後ろレベルですね-
ビジネス視点では厳しいけれど、超楽しめたり・・・します!
こちらが、VRゴーグルのイマーシブ(没入型)表示のスクリーンショットです。
右左を見るために、筆者は頭を振っています。
すごく大きく表示されているのは・・・
生成される360度動画の”人物との距離が近過ぎる”というところですね-
それでも、何だか新しい感覚です。
Veoですので、7秒ほどの動画なのですが、コード(プログラム)で自動リプレイをセットすることで不自由なく永遠に楽しめてしまいます。
残念な部分は、パソコンで見ると目立ちにくかったギザギザ(元の動画の解像度の無さ)が、どうやらモロに反映されてしまうようです。
解像度的には、×2倍くらいあれば、いいのになぁ-という感じです。
同じ動画をVRゴーグルのブラウザーで見るとこんな感じですー
パソコンで見るのと同じ感覚になります。
ふむふむという感じですね。
ちなみに、このYoutubeをアップする予定は全く無かったのですが・・・
あることに気付きまして、アップをすることにしたのです!
VRゴーグル表示(イマーシブ表示)はサウンドが変わる!?
パソコンやスマートフォンで見ることが多い360度バーチャルツアーを制作させて頂くときに、音源まで気にすることはありませんでした。
実際、パソコンで見ている分には、普通のステレオ(場合によってはモノ)でMP3で十分かなと思います。
これは、これで十分なのですが・・・
驚いたのは、VRゴーグル(Quest2を使っています)の非イマーシブ表示のサウンドとイマーシブ表示のサウンドの響き方が全く違うことに気付いたのです。
非イマーシブ表示のときには、どちらかといえば「前方」から音が出ているような感じ。
普通のパソコンなどで聞いている風です。
イマーシブ表示のときには、そう・・・包み込まれるようなサウンドに切り替わっているじゃないですか!
(知らんかったー汗)
滅多に、Youtubeの360度動画を見ることはないので・・・分からないのですが、ただ、Youtubeでそういうのを感じたことはないような・・・?
だとすると、当社が利用しているツール側の機能かなと思うのですが・・・
生成AIで全天球型360度動画を作ることができる!というネタでは、「なるほどね-」という面白さがあったのですが、このサウンドの響き方が別物ということに気付いたのは「まぢですか-?」という驚きと感動です。
いやはや・・・、次のテストは決まりましたね😊
\今日もありがとうございます/



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