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360度写真とバーチャルツアーと生成AIの活用方法

パノラマ写真|バーチャルツアー|アットマイン・アイキャッチ パノラマVR/バーチャルツアー
パノラマ写真|バーチャルツアー|アットマイン・アイキャッチ

360度写真を撮れる会社も、360度バーチャルツアーを作れる会社も、いろいろとあると思います。
その中でも、当社は、少しユニークな会社です。
他にはないようなクオリティーの実写版360度写真を撮る+創る、他にはないような360度バーチャルツアーを創るというところですね。

どちらも中途半端なところは大量にあるでしょうし、どちらかに特化している強みを持っているところもあります。360度写真のハイレベルで制作するところ、360度バーチャルツアーをハイレベルで制作するところ、両方を100点満点まで合わせることは到底無理だと思っていますが、70~80点くらいの範囲に入りたいなー・・・っと、何とか・・・と頑張っています。

さて、生成AIがネット・ニュースで話題になることが多いので、筆者が仕事で使うとどうなるのか?
そして、お客様にとって生成AIを使うことでどのようなメリットが新たに付加されるのかを書いてみたいと思います!

実写の360度写真+生成AI

実写版の360度写真+360度バーチャルツアーは、当たり前の仕様ですので外します。
では、実写版の360度写真を生成AIでいい感じにできるのでしょうか・・・?

前提:360度写真全部の生成AI出力はむずかしい

これは、昨日書いた記事になります・・・

結論は、生成AIで綺麗な360度の写真風の出力を行い、360度バーチャルツアーやVRツアーで利用できるようになるのは・・・技術的なこともあり、まだ、先のことでしょうという内容です。
(記:2025年10月)

360度写真の切り出した部分だと使えないこともない感じ?

実際に試してみたスクリーンショットがこちらになります。

滋賀県湖南市 いずみ建築設計様のモデルルームです

左右が逆になってしまったのですが、【右】生成後・【左】生成前です。
このように、360度パノラマ写真の切り出しですが、いい位置で撮影された映像であれば、十分使える範囲もあると思いました。

ただ、生成AI的には、このように切り出された実写の写真に対して、家具などの位置を推測して、適切な感じで配置させるのは・・・ちょっと、難しいといいますか、不要な補正をしてくれるので使いにくかったです。
AI的には、スチール撮影された歪んだ写真なので、どうしても垂直を意識した生成を行いたいようです。
また、雰囲気を押し上げるために、切り出した画像の色をまったり風に(不要なんですが勝手に)変えてくれます。

試したAIは、Photshop/Gemini/ChatGPTの3っです。
最終的には、唯一、ChatGPTだけが360度写真との再合成時に手間のかからない状態で出力してくれました。

筆者のプロンプトが悪い部分も大きいとは思うのですが、まぁ、一般的な人が思い付きで使うような使い方なので・・・
今一つという点はあるでしょう。

何とか生成できたものの、生成できる画像の解像度が、とても低いです。
引き延ばして360度映像にしてみたのですが・・・

Unnn...
ズームはできないようにした方がいいくらいです💧
(それでも荒く見える)

360度写真➔360バーチャルツアー(生成AI)

生成が使いにくいのと、色が変わるという問題がありますが、色は手動で似たような感じにすることができます。なので、今回は適当な生成ができた映像に対して、適当な色を手作業で合わせました。
(テストなのでざっくりです・・・)

まー、普通に見て頂く分には問題ないかな?という見え方になります。

元の360度写真があれば、一般的な人が見るなら、”編集でちょっと、色が変わったのかー”・”編集で、ちょっと怪しい部分が出たのかー”っというレベルだと思います。
(プロが見たら、甘い甘いという感じです)

それでも、今までできなかったことができるのと、機密情報や海外に投げたくないというお仕事の時には、訳ありで生成AIを活用することはあるでしょう。
ただし、機密情報を生成AIのサーバーにアップするのは、できる限り止めるべきでしょう。
当社で画像編集を外部に委託することは極めて稀なことですが、外部に委託をした瞬間から機密情報でなくなるくらいの気がしています。
AIとどちらが・・・となると、若干、AIにアップの方が守られる可能性・特定されない可能性は高いかもな?というレベルに感じています。

お客様(サービスの納品先)に生成AIを活用頂く方が利便性が高い

作りながら思ったのですが、実は、お客様に大きな利便性が生まれると思いました。
今まででしたら、空で360度を撮ると広さなどは分かり易いのですが、素過ぎて、テーブルなどの什器を置いた場合が分かりにくいという考えもあります。
また、什器を置く(借りる)コストに合わせて、タイミングを見計らって、スチール撮影(360撮影も含めたり)をするなど調整や手間暇が面倒ということもあるでしょう。。。

空を撮るのが早いけど、空だと印象が・・・という問題の解決案と、利便性ですね。

1.360度バーチャルツアーの360度写真を多めに撮っておく

これまでは、空の部屋を見せる・残すための360度バーチャルツアーだったと思うのですが、これからは、後からスクリーンショットを保存し、生成AIで什器を自由に設置できる360度バーチャルツアーにすることができます。

なので、これまでは、不要と思われる方も多かった部屋に入る廊下・戸口の場所など、ぐるっと360度写真で残せる方がいいと思います。

2.360度バーチャルツアーにスクリーンショット機能をプラスする

スクリーンショット機能は、標準でついていたり、オプションになっていたりしますが、多くの360度バーチャルツアーで設定できることが多い機能です。
ここで言う「360度バーチャルツアー」は、当社のように自社で自由に作ることがでいるサービスのことです。

大きなサービスでは、スクリーンショット機能がないばかりか、スクリーンショットは規約上、禁止のサービスが多いでしょう。

例えば、Googleストリートビューや、マーターポートも規約ではスクリーンショットの利用は禁止です。
(著作権的に、どうのこうのがある場合もありますが・・・)

例えば、当社のスクリーンショット機能は、Low解像度版とHi解像度版の2種類を組み込むことができます。
もちろん、適切な範囲でのご利用であれば、ご自由にご利用くださいとなります。

この辺りも説明を加えて行くととんでもない状態になるのですが、まずは、上下左右360度と視野角(写り込む範囲)も自由なのですが、さらに、垂直をなるべく保てる投影方法もありますので、必要に応じて・・・ですね。

3.スクリーンショットのご利用は適切に・ご自由に・・・

あとは、SNSには、Lowで手早く。
Webサイト用には、Hiでしっかり。
そして、スクリーンショットには生成AIでさまざまなパターンで什器を置くイメージを作ることができますね。

360度バーチャルツアーで残す写真が多いほど、いろいろなパターンで、いろいろなイメージを生成AIで作ることができます
前後左右はもちろん、ある程度、視野角も自由です。しかも、全方位を切り出すことができます。
微妙なカットを含めると、切り出しは無限です。。。

ある程度以上の解像度がある360度バーチャルツアーの写真なら、スクリーンショットとの合わせ技で無敵モードになると思いませんか-!?
(ただし、高さや地点を変えることはできませんので、そこは、スチール撮影のカメラマンさんの腕がなるところでしょう!)


SNS用・Webサイト制作用なら、360度バーチャルツアーの素を作らせて頂いて、お客様には、スクリーンショット機能と生成AI機能でお好きにどうぞ!😊とした方が、住宅などでは向いているかもしれませんね。
これだけだとツアーの制作で大した手間暇かかりません(笑)

もちろん、しっかり作るバージョンと、スクリーンショット・バージョンを併用するのもありですし、しっかり作るバージョンからコード(プログラム)を少し触ることでスクリーンショット・バージョンが仕上がります。

今回は、住宅系のPRで思いついたのですが、他にも利用価値があるかもしれません。。。
さすがに、360度写真全てを生成AIで作る時代になっても、住宅を販売する場合、それは、詐欺的なものでしょう。

一部分だけの切り出し・スクリーンショットの編集を、今から使えるようになっておくのも・・・得策かもしれませんね。

今日もありがとうございます。

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