先月の後半から、某海外へ出向かれるお客様向けに、元々ある360°View/バーチャルツアー（パノラマツアー）をVRゴーグル表示型への対応に向けた追加制作をしています・・・
独自のコード（プログラム）を、ボチボチとバージョンアップしながら使い続けている分けですが、VRゴーグル表示になると何故か動きが怪しくなります
今回は、複数言語の切り替えがあることや、それなりの規模のツアーなのでチェックが来ちゃった分けですねー
まぁ、「VRゴーグルになると、そういう仕様です」と言えなくはないのですが、VRゴーグル対応のリクエストが増えているこの頃ですので、これを機会に、しっかりと対策しておく方がいいよなー！っと気まぐれで思った分けです･･･
VRで不具合が起こる理由（多分）
元々、パソコンやスマホの表示が圧倒数ですので、動作チェックも同じ環境で行っています
で、もちろん、この環境では問題ないんですよね･･･
改めて、何とかしたい不具合を確認してみると「発生することがある」「発生しないことがある」というアバウトな再発状態
（パソコン、スマホでは再発せず）
これって、プログラム書いたりするのって、かなりやばいよなーっと
これは、勘しかないのですが「VRゴーグル側の処理遅延問題」と仮定して対策を行うことにしました！
処理遅延なら「タイミング」だよね（多分）
昔のコンピューターでは多かった記憶が蘇るタイミングの調整･･･
遥か彼方の時代ですが、当時はスマホも無いので正確な時間計測はできず、何とか0.3秒くらいかな？の遅延を持たせることでプログラム全実行ができるようになりました･･･とかあります！
同じような感覚で、VRゴーグル表示の時だけ〇秒の遅延を書き込んでみました！
結果、大きくは改善はされたものの・・・
まだまだ、僕が気に入らない不安定な状態です
何が原因なのか分からず散々探る･･･
この時点で完全にツボ確定！
「勘」を働かすしかありませんね・・・
何度も何度も見ていると、微妙なズレみたいなものが見えて来ることが挟まりはじめましたー
“え？このズレ、何で・・・？”
どうやら、自動で書き込ませているプログラムが悪さをしているようです
ズレる理由（多分）
実は、自動で文字を書かせている部分があります
（用語的には、スポットを生成しています）
古過ぎて、すっかり忘れてしまっていたのですが、生成させるものの、それを削除するコードは無視（省いていた）していました
１回の視聴で同じパノラマ写真を何百回も見る人は、まぁ、いないと思ったからです
実際、パソコンやスマホで不具合が起こったことはありません
どうやら、自動で文字を書かせているのが、残っているのも原因の一つのようです
つまり、１回表示された文字の上に、同じ文字を書かせる動きが僕にはズレのように見えたのでしょう
さー、ここまで来たら割と簡単です！
プログラムを書き換えて詰めて行くだけです！
利用しているVR制作ツールの凄いところ（楽過ぎる♪）
先にも書きましたが、ちょっと古いコードなのですが、自動で文字を書かせるプログラムにちょい足しで、コードを追加します
そういうこともできちゃうのが、このツールの凄いところだと思います
今回は、単純に、「新しい文字列＝検索したい文字列」としました
自動で文字を書かせてスポットを作る時に上記の付加情報も同時に吐かせて、不要になったら、その文字を自動で消したいだけなので、付加情報が書かれてあるスポットだけを全消しするようにしたら良い分けですねー
ちょっとしたコツは必要ですが、アッサリと解決できそうです！
そして、遅延問題は、VRゴーグルの仕様だと思われますので、これもミックスしてプログラムを書いたら・・・、
さぁー、テスト開始です！
Okey!（ちょっと表示が遅れる時はあるけれど･･･）
結果ですが、遅延させた表示が直ぐに出る時と、ちょっと時間が空く時とあるようです
うーん、これは、VRゴーグルの仕様（性能）でしょうね･･･
これ以上の改善を行う方法は、自動で吐き出すプログラムを無くして、１点・１点のコードを書いて行く方法になってしまいそうです･･･
（こうなって来ると、まる１日以上は欲しいしコストが全く合わなくなってしまいます）
ちなみに、遅延した状態の表示ですが、VRゴーグルだと何故か”魅力的”に見えてしまいました
何もない処に、ポンッと浮かんで来るような、ちょっとオシャレな表現になるのですよねー
これは、これで、面白いのでアリだと思いました！
今回は、VRゴーグルの仕様もあるので、こちらでお願いさせて頂こうと思います
<(_ _)>
VRゴーグル仕様は奥が深くて楽しいー（かも？）
さて、今回、なんだかんだで久々のミドル級のアップデートになってしまいました
これで、更に独自のプログラムが強化された分けですね
（しかも追記で・笑）
基本的には、パソコンやスマホ用とVR表示用で異なる動きをさせるようにコードを書いています
また、VRゴーグル仕様の独自のプログラムが増えましたね！
特に、「こうすればいいのか！」という気付きは、当社のノウハウとして蓄積されて行く分けです
ノウハウというのは、盗まれることもありませんし、欲しいと気づかない人は買うこともできません
ちなみに、普通のバーチャルツアー（パノラマツアー）と、VR表示、どっちが大変？っと聞かれたら、間違いなくVR表示を制作させて頂く方が大変です
理由は、単純･･･
一旦確認する時や、最後のテストもVRゴーグルを被る必要があるからです！
（VRゴーグルしながら回りが見えるようになった時、どれだけ嬉しかったことか･･･笑）
先日の3DVRの完成といい、今回の課題だった不具合改修といい、スッキリすることが重なったのが気持ちがいいです！
今日もブログにお越し頂きありがとうございます。
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