パノラマ写真/360°パノラマ写真のバーチャルツアー(VRツアー)は、大量の写真を使うことが多いですね
- 360°パノラマ(スフィアともいう)写真
- 普通のスチール写真
- メニューとか紹介的なイメージ(JPEG)とかー
自社のサーバーに置きたい!っという時、「ファイルのサイズってどれくらい必要ですか?」と聞かれることがあります
概ねですが、僕が作らせて頂く普通解像度の360°写真で15MBくらい(1定点)
つまり、20定点あると、300MBほどです
もちろん、映り込んでいる被写体(景色)でサイズは変わりますので、おおむねのサイズ感です
ご案内させて頂く時には、15~20MBほどになると思うので、20枚なら400MBをかまえて頂けたらーという感じです
ほか、スチール写真やら、何やら分は余裕があったほうがいいですね😊
お恥ずかしながら、最近、ふと気づいたのですが・・・
JPEGデータを高効率で圧縮できたら、サイズが小さくなる➔表示速度が上がるのではとー
普通のネット環境なら、表示速度が問題になることはない感じなのですがね
例えば、海外から日本のウェブサーバーにアクセスするときとか、効いて来るかなーとか
実験内容
JPEGの圧縮にもいろいろとあります
今回、目をつけたのが「MoziJPEG」とかいうものです
Web上で変換してくれるデモみたいなのを見て、”ぎょぎょぎょー!”と思ってしまいました
なるべく普通の人肌+フチが際立つ+荒すぎず・高解像度過ぎず
Googleフォトの高品質保存(今は、節約画質?)を使いましょう😊
保存していた、いい感じの解像度は、3456×2304となっていました
もとは、この大きさですが、”フチ”を際立たせるために、Photoshopさんで切り抜いて、グリーンバック(クロマキー)風にします
何やら、グリーンバックは自然界にない(少ない)ので、クロマキーには、よく使われるとか聞いたことがありますねー
確認・・・
左頬から肩にかけてのラインです
左がオリジナル/右がMoziJPEG圧縮です
流石に、キレキレのフチは目立ちますね
ただ、元の写真解像度も低いので、ここまで拡大することは普通はないと思います
人物撮影で一番ポイントとなる(と僕は思う)の眼です
同じく、左がオリジナル/右がMoziJPEGです
微妙に、「色」が変わっていますねー
風景とか建物とかではあまり気にしなくても大丈夫なことが多いのですが、人物撮影のデータお引渡しのときは、ちょっと気を付けた方がいいかもしれません
サイズ感
元々は、軽いデータの写真ですが、一応、Photoshop側で高品質保存
結果、1.14MBのJPEGとなっています
MoziJPEGでは、183KB
(中間くらいの圧縮設定にしています)
😱
そうなんですねー
JPEG➔JPEGの変換で荒れる可能性が高い中、この品質を保ちながら、ファイルサイズは1/10(概ね16%ほど)近くまで減っている
脅威ですねー
パノラマ写真ではどうなのー?
っというもテストしてみました!
僕が利用しているバーチャルツアーのツールでは、表示を速くするために、パノラマ写真をバラバラに分割をして、早く表示する部分➔ゆっくり表示する部分的な感じになっています
ので、1っ1っのファイルサイズは、とても小さなサイズになります
同じように、試したところ、ファイルサイズは、3割ほど減った感じですねー
上にも書きましけど、300MBほどのサイズになるところが、3割減るとして、210MBになるわけでして、サーバー容量的にはありがたい圧縮ですね
制作させて頂いた1定点のパノラマ写真のフォルダが15MBだったとして、15*0.7=10.5MB
うーん、多分、遅い回線速度に対しての高速な表示にも一役買ってくれるかなー?
画像圧縮には、手間暇や時間が割かれてしまいますが、(多分、効いて来る)高速表示に拘られるならアリですね!
間もなく、2024年の半分も終わりです
この半年の間で、一番、実益を兼ねつつ、お客さまのメリットにつながる気付きになった気がします・・・💧
(お客さまが気付かない機能とか改造とかが多いので・・・)
今日もBlogに来て頂きありがとうございます
コメント