世の中は、ゴールデンウイークですねー。
テレビを横目に見ながら、落ち着きたいけど落ち着けない自分が居ます・・・💧
急な依頼が入る機会がない「ゴールデンウィーク」😊
あ、お盆も年末年始も急な予定は入り難いですが、数年に1回程度は・・・
少し3D関係にも興味が出て来ていますが、中々、いい感じには難しいですー
通信回線の速度、表示端末(デバイス)、操作感 etcー
「新しい、見たことないのがいい!」というご意見を頂くこともありますが・・・
例えば、360°パノラマツアーでも表示されてからパンパンと使って頂けるような感じになったのは、この数年ではないかと思います。
7年前とか、プレゼンさせて頂いても触ることもなく”で、何なの・・・?”というのが5割程度かな?っという感じでした~😅
今は、体感的に、8~9割くらいの方で、触ってみたい方はパンパンと触って頂ける感じですねー
で、3Dとか・・・
きっと、今の時点でパッと触って操作頂けるのは2~3割くらいの方ではないでしょうか・・・?
WDASとか、業界標準(?)的なキーボード操作が、まず、引きますよねー。
じゃぁ~、VRゴーグル・・・。うーん、日本では、お若い世代でも普及率10%以下(下手すれば5%ほど)ではないでしょうか?
* 米国の若者で10%超えているという記事は見かけたことがあります
なので、3D系、仕事としては、ちょっと先かな?っという技術なのですが、いろいろと試すのが趣味の内なので、ボチボチと試しているところです!
フォトグラメトリ・・・?
これは、あらゆる角度から写真(あるいは、動画)の撮影を行って(「死角」を減らす)、その写真(動画でも多分、処理的には写真の切り出しになる)の共通した点をつないで、3D化するような技術です。
(デジイチなどで撮影する場合)パノラマ写真は、停まった点(定点)からの360°を死角なしで撮り、共通した点をつないで、見渡す写真にするんですね。
何が違うかといえば、フォトグラメトリは極力移動しながら撮る・パノラマ写真は極力移動しないで撮るというのが大きな違いです。
あらゆる角度からの写真を合成して、比較的簡単に、3Dとして現実世界(構造物や風景)を残せるのが「フォトグラメトリ」という感じで間違いないかなと思います!
6面のサイコロを組み立てるのが3D。
6面のサイコロの中、中心部から見た映像がパノラマ写真。
・・・イメージ、分かって頂けたらと思いますー
具材
何にしても、コンピューターグラフィックスは使いません(使った方が楽かもですが、リアリティーが損なわれると思う💧)ので、実際に撮影したデータが必要になる分けですねー
当社は、ひっそりと、ドローン撮影のお仕事もさせて頂いております。
このドローンで撮った「動画」が使えるものがいくつか思いつきました!
僕の場合、飛行させる際に多いのが「上下」「左右」「回り込み」が多いのでー😊
(フライト用語のカタカナは忘れています!)
細かくは長くなるので書きませんが、フォトグラメトリやら、3Dスキャンやら、ちょっとしたテストをいろいろとしているので、「こういうのが使える(かも)」というのが何となく分かります。
それにしても、このドローンでフォトグラメトリ。
僕的には、絶対、便利だと思っています。
カメラ担いで動く必要もありませんし高さや方向も自由。
僕の試作した中でも抜群に安定していますね😊
とにかく、ザックリやってみる!
試作なので、細かいことは気にしません!
そして、細かいことを気にするお客様も意外に少ないのではー?っと思います。
ただ、明らかに変・キレイじゃないのは論外です。
そこは、自分の中で、売ってもいいサービスなのか?売ってはいけないサービスなのか?は線引きをしています。
簡易なフォトグラメトリは、うまく生成できた場合は、売ってもいいサービスになりますが、場合によっては、売ってはいけないサービスかなー?っと思っています。
自分が制作させて頂いた360°写真でも、綺麗にするフローを見直して、毎回、バージョンアップをしていますが、「一定以上」は、細かいっす💧
前に書かせて頂いた記事で、明らかに違う綺麗な写真になるのですがー
あくまで、プロが見てというレベルだったりする分けですね。
多分、簡易なフォトグラメトリは、欲しい方にはフィットすると思いますが、プロが見ると「う~ん」な感じだと思います。
フロー的には、「(フォトグラメトリに向いていると思う)ドローン空撮動画」➔「写真として切り出し」➔「フォトグラメトリとして3Dを生成」➔「ちょっとだけ整える」という感じでも、うまくできた時には感動です😊
広域って?
字の如く、「広い範囲」という意味ですねー
3Dは、割と、小物も多いです。っというか、お仕事利用では、こっちが主戦場かもしれません。
靴とかカバンとかお料理とかー、商品カタログで3Dは見かける機会は少ないのですが、僕的には、この分野は伸びしろがある気がしています!
「制作コスト」と「通信速度」と「表示端末の処理速度」です。
これは、360°パノラマツアーと同じ道かもですが、この3っが揃ったら、「Wow」な表示になる分けですよねー。
販売物(提供物)なら、そのまま、価値に響いて来る場面もあるのではないかと思います。
事実、360°パノラマ写真が店舗様などの格や雰囲気の価値を伝える要素になっている場面もありますしね!
あ、お話が飛んでしまいましたが、小物が多い気がするのですが、技術的には同じなので、そのまま、広い範囲でやっちまおう!というのが、広域フォトグラメトリとか言われているものです。
今回、僕が試してみたものは・・・、大きな家が軽く100件くらい納まるような広大なエリアです。
とは言え、ドローンなので簡単に、全く移動の手間をかけずに、いろいろと撮らせて頂いた畑や田んぼが広がる場所です。
あ、畑や田んぼがメインではなくて、ポツンと建つお店が撮影依頼を頂いたお店が本当の現場ですー😊
広域フォトグラメトリはどうだったの?
いろいろと課題が分かりました!(理解できました!)
フォトグラメトリ自体、3D自体は、田んぼや畑ということもあり問題ありませんでした。
「あ~、これ、そのまま欲しい!と思う人もいるよなー」っという感じかな?
まず、制作する時間。
延々、1時間近くかなーを何回か繰り返します💧
不慣れな事情もありますが、ちょっと、変更する度に、30分単位で時間がかかってしまいました。
そして、一番の問題がファイルサイズ。
glbで出力した後、Node.jsで圧縮をかました上で、1GBになりました。
なるほどー・・・っと、先輩方が何故、あーしているのかが分かりました。
これじゃ、ホームページのコンテンツに利用できるのは・・・3~5年はかかるかも💧
単純に、固定の光ファイバーで理論値1Gbpsとか100Mbpsが主流ですね。
ただ、実速度は、500Mbps~50Mbps前後ではないかと思われます。
これは、回線速度であって、サーバ側のスペックも問題になって来ます。
これ、新しい✕ビジュアルのメインコンテンツとして(表示に時間がかかっても)50MBくらいなら・・・と思うのですが、その20倍というサイズです💧
Web xRとしては使えるサイズではないですねー
(ローカル表示仕様なら使えるかも?なので、その内、試してみようかな?と思います!)
多分ですが、VR Chat?クラスター?に突っ込まないと、スムーズな表示はダメっていうことでしょうねー
使えないコンテンツを活かす?
っという分けで、WebVRとしてはNGっぽいのですが、リアルな3D空間としては、ザックリと作った割に「リアルな雰囲気」がビンビンと分かります。
正直、これが使い物にならないとか勿体ない・・・です。
後、細かい所は、3Dとしては破綻しています。
ので、ガッツリな「静止画」なら、かなり引いた状態なら使えると思います。
一番、いいなーっと思ったのは、「生成された空間」なので「視点が超自由!」なことです。
ちなみに、アイキャッチ画像は、コレです😊
(写真っぽくできる表示設定+ふわっとした素のライティングだけ追加)
ドローンを飛ばしていない高さでも、ドローンがその場所で撮っていない風景でも、仮想空間上なので撮ることができるのは素敵ですね。
後、少しだけ動画を作ってみたのですが、いいですね!
ありえないスピードや回転など、撮り放題(作り放題)です。
3D空間は、完全な静止画なのですが、その中を自由奔放に動き回る動画を作れるわけですねー
言わば、広大なスタジオセットがパソコンの中。
ライティングはもちろん、場合によっては、3Dの人体モデルを入れたり・車を走らせる(動き)を取り入れることもできるはずです。
ある意味、とても、やばい代物ですねー😅
僕が、ちょっと触って、コレだけできるのが今です。
少し時代が進むと、映画のロケ地、大道具不要。その内、実在するモデルさんから許可を得て、CGモデルが演技をさせる・・・という時代は眼の前に来ているわけですね。
(しかも、そういう所は、AIも使うだろうしロケ地を3D空間で持っておくだけで、超簡単に超リアルとか!?)
まとめ
っという分けで、ドローン空撮動画からの「広域フォトグラメトリ」を試してみたことを書いてみました。
実は、3~4年くらい前には、アレコレと出て来ている技術です。
カメラの調整から作り方まで、最初は、本当に意味不明な感じでしたが、ちょっとだけ、できる感じに?
もっと細かい所を追求する方がいいのか?
そこだけ、モデリングの外注さんがいいのか?は、まだ、判断がついていません。
世の中には、物凄い方々がいらっしゃるので、僕が試した時点から、ず~っと、フォトグラメトリを作っている方も多いと思います。
っということは、ザックリより細かい部分を極めるのに、5年くらいかかるということですねー
当社は、その3D空間(部屋とか?)や、3Dオブジェクト(小物)をツアーに組み込む・ツアーを用いて案内ができるようなものを制作することができるのが特徴です。
作っても、見せる場所がないコンテンツって多いですよね。
今日もブログに来て頂き、ありがとうございます🙇
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