お題は、360°パノラマツアーとしていますが、360°バーチャルツアーや、単に、VRツアー(これは間違いだと思う・・・)と言われたりしますね。
さて、これらのサービス。
例えば、「販路拡大!」「求職者向け!」という作りこみであれば、お客様から頂くご要望もお伺いしながら、本当に必要だと思う表示や表現を考えながら撮影はもちろん、特に、伝わり易さや楽しさを目指した制作に力を入れることが多くあります。
また、「戸建て住宅(や注文住宅)!」「新築の施設」などの施工実績の保存・新規お客様への訴求という制作では、撮影はもちろん、画像加工の部分に力を入れることが多くあります。
営業窓口の会社様の利益などなどもありまして、諭吉さんが数枚はかかってくるのが普通ですね。
それでも、滋賀県の草津市という都会とは言えない街を軸にしている小さな会社なので安価なことは確実なんですが(笑)
その中で、時々、リクエストを頂くのが「ちょっとした作りでいいので、安く、自分(お客様の方)で作れないの?」です。
うーん・・・。 360°写真もワンショットで撮れる簡易なカメラが増えましたしねー。
お気持ちは分からないことはありません・・・
正直に書くと、ホンキで何かをなし得たいなら、お金はかかって来るものです。
ちょっと盛り過ぎですが、憧れの飲食店さんで頂いた美味しいお料理を、香辛料から火力から広さもない小さなキッチンで作りたいです!!!っというのは無理がありますね。
ただ、そんなお料理じゃなくて食卓にパンが欲しいけど、パンが手に入らない・・・という感じじゃないのかなぁ?っと思います。
なら、「パンを食べるためのシンプルなオーブンを準備させて頂きます(予定)」というのが、この企画?です。
CMSって?
「Contents Management System(コンテンツ管理システム)の略で、Webサイトのコンテンツ(テキスト、画像、デザインなど)を効率的に管理・更新するためのシステムです。」
GoogleさんのAI、ありがとうございます!
例えば、お手元にあるワンショットの360°カメラで撮った写真。
普通は、WHが2:1の横幅な画像です。
ちょうど、世界地図を広げた感じですね。
そのままでは、人に見せることは難しいです。
ただ、各サービスも増えてきたり・無くなったりですが無料で見せられるサービスもあります。
まぁ、Googleストリートビューも、その一つではあります。
無料のサービスは、基本的には「公開型」で「必要最低限」なものが多いです。
では、有料のサービスは・・・?
よくあるのは、お仕事の利用が前提なら、月額10,000~50,000円前後になると思います。
仕様面では、便利なのですが使う人しか使わない機能も含めたり(ある意味、欲しいと思う人も多い)な感じで、ちょっと高いけど、使われる人には高過ぎることもない”いい感じの価格帯”ではないでしょうか?
(あ、当社はCMSはできませんが、撮ったり・ツアーの制作ができるので割高かなと思っていますよ)
360°写真のデーターがあれば、あとは、アップロードをして、それぞれのサービスで使える機能だけを使って、自分で360°パノラマツアーを作ることができる。
また、削除も簡単にできるというサービスです。
360°パノラマツアーがCMSになったら便利な点
自分のスケジュールで撮って・作って・公開することができる
例えば、朝一で撮影に行って、早ければ午前中に、スグに公開することができますよね。
いくら当社が速い!といってもスケジュールに空きがなくてはなりません・・・
その点、自分のスケジュール次第ですね。
消したい!と思ったら、直ぐに消せる
当社でも急を要することが時々あります。
「あれが、NGだから至急、非公開に!!!」とかですね。
CMSなら、バクっと消せますのでリンクを辿っても、ファイルのURLを辿っても、元が無いので安心です。
例えば、1点物の販売物とかにでしょうか?
お家とか、賃貸とかですねー
非公開でも忘れない
これもアルアルなのですが、非公開で制作をさせて頂いた後、サーバーに上げて、URLでお知らせをするのですが、しばらく経つと「あのURL教えて!」というパターンです(笑)
費用は一定金額を頂いているので、制作の度に費用を頂きつつ、サーバーに置いて・・・
EXCELとかの表にはまとめているのですが、ついつい、気が付いたときに、パッと見たいのが本能なのでしょうね。
360°パノラマツアーがCMSになったら不便な点
思った通りに作れない
あくまで、そのCMSの中の機能に絞られてしまいます。
普通は、追加で付加機能などはありません。
細かいところですが、大きな部分のデザインが変更できないというものも多いでしょう。
半面、使わない機能が多かったり、使ってみたものの操作が面倒とか、機能が増えるほど、面倒くさいということも多いでしょう。
ほぼほぼ、提供サービスの会社名が入る
月額が安価なサービスでは、ほとんどのサービスでは企業名が入ります。
利用しているサービスが、何処の会社のサービスなのかが分かってしまうわけですね。
悪いことではないのですが、できれば無い方が・・・ということも多いでしょう。
提供サービスの会社名が入るのを避けたいときは、割高の月額料金や高めの一括料金などが必要になると思われます。
大きな会社が多いので・・・
例えば、拡張機能を設定したくなったり、ちょっとした変更を依頼したりすることに、それなりのコストが発生したりもあるでしょう。
当社のようなカスタマイズができる制作会社のサービスを進められるかもしれませんね。
「え~、コレだけを、こうしたいだけなのに~・・・別なの?」と。
こうなると、制作費用や月額費用が云々のお話ではなくなってくるかもしれません。
ミニマム+α、小さなVR屋さんが作ったミニ・CMS
これらの「ちょっとした問題」で、サービスの導入を見送る人が多いと思います。
完全自作(Webの機能だけはAIに手伝って貰いました!)のミニマムCMSです。
もちろん、大きなデザインから、オフラインで使いたい!などなど、手作業で様々な表示や機能にも対応させて頂くことができます。
もちろん、これだけは綺麗に残したい!という場合は、撮影・画像編集のご依頼を頂けましたら嬉しいです!
最初の画面

まず、基礎ツアーをサクッと作って公開できるようにしています。
基礎ツアーとは、360°パノラマ写真の一覧だけが表示されるものです。
もちろん、自動回転とスライドショーが設定されているので、いい感じに、そのまま、ホームページに埋め込むことができます。

無事、ログインを行うと、ツアーのフォルダの制作と、制作済みやフォルダーだけ作ったツアーが一覧表示される画面になります。
ツアーの再編集機能は外しています。
編集を加えると、不要なファイルをアップロードしたまま残してしまったり、制作途中で忘れてしまったりがあるからです。
あえて、基礎ツアーは、360°パノラマ写真の一覧表示をまとめるだけにしています。
構成ファイルをアップロードします

ここは、悩みどころでしたが、構成ファイルを作ることでシステムを構築することが楽にできました。
また、お客様の判断でバージョンアップもできますね。
また、この構成ファイルにより、デザインの変更をはじめ機能を拡充させて行くことができます。
気に入らなかったときには、以前のファイルを使って元に戻して頂けるようになっています。
構成ファイルのアップロードが終われば、ボタンがグレーアウトします。

360°パノラマ写真のアップロード

簡単な範囲で不適切なファイルはアップロードできないようにしています。
1枚のファイルサイズは、5MBまでとしています。
8000x4000PIXのJPGファイルでも、80%ほどの圧縮をかけて頂いたら、ほぼ大丈夫な感じではないでしょうか?っというサイズ感です。
ファイルを選択・アップロードをします。
1点づつのアップロードになります。
ファイル名の若い順から、サムネイルの左に入ります。
例えば、1-Outside、2-lobbyなどのファイル名をつけてください。
日本語は、何処まで使えるのか不安がありますので、試して頂いてダメな場合は英語でお願いします。
一応、アップロードした写真を消せます

サムネイルでアップロード済みの写真一覧が表示されますので、間違えたときなどは削除できます。
基礎ツアー制作完了!

「え!?」っと思われるほど、シンプルな操作感だと思いますが、後は、ワンボタンで完成です!
正直、細かい部分を無視すると、ここまでシンプルに仕上げることができます。
当社も思うことがあるのですが、ツアーの中のサムネイルに書かれている文字を、まじまじと見る人も少ないでしょう。
制作会社に依頼して、ちゃんとしていないのはNGですが・・・
セルフ式なら、全く問題ないと思います。
360°パノラマツアーの確認画面

リンクをクリック頂くことで、スグに、確認頂くことができます。
また、ホットスポットと呼ばれる移動の矢印や、今の機能では写真のポップアップ表示を作ってみました。
ホットスポットなどの制作画面

360°パノラマツアーの公開画面(最初の基礎ツアーの表示)

おまけ(制作後のトップ画面)

基礎ツアーの制作を行ったもの・途中で不具合などで止めたものがリスト表示されます。
冒頭の通り、再編集は管理が苦手なときは、面倒になるだけです。
このため、例えば、お客様にお知らせるための公開ツアーをリンクで開くボタンと、ホットスポットを編集するボタンと削除ボタンの3っを設けています。
(また、)プロダクトアウトになってしまった・・・
市場の要求に合わせるのが「プロダクトイン」と呼ばれるようで、何かと「プロダクトイン」が神な状態ですね。。。
それは、多分、マクロ経済のお話で、当社のような小さな・ちょっと変わったビジネスをしているところは、「プロダクトアウト」も大切です。
きっとですが、360°バーチャルツアーやVRゴーグル表示のツアーなどでは、お客様のご要望やご期待と、当社の知識や、今までのご意見やご要望から「プロダクトイン」になっていると思います。
いや、場合によっては、プロダクトインを超えている案件もあるかも・・・です。
こちらのCMSサービスは、一通り稼働させることはできたのですが商流や料金を考える前にできてしまいました。
(AIの凄さですね)
っというスピードで仕上がってしまいましたので、割り切った機能にフィットする代わりに・月額なり年額などの継続コストは控え目にするつもりです。
必要に応じて、個別対応(個々のツアー)で制作させて頂いた方が見た目も機能性も充実できますからー
あるいは、サービス自体をファイル提供や、場合によっては、(欲しいところがあれば)そのまま売ってしまうとか・・・
ちょっと気になった!
なら、
まずは、お問い合わせフォームやメールから、お問い合わせください。
<(_ _)>
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